道往寺の年間行事

年間行事一覧

お施餓鬼(せがき)

(5月最終土曜日)

新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養するとともに、無縁仏や餓鬼に施しをし、同時に自らの「餓鬼」も反省する法要です。

お施餓鬼(せがき)

「おせがき」は、「施餓鬼会(せがきえ)」「施食会(せじえ)」などといわれ、各宗派を通じて行われる仏教行事の一つです。新亡の霊や先祖代々の諸霊を供養するとともに、無縁仏や餓鬼に施しをする法要でありますが、さらに日頃の自分自身に巣くう「餓鬼」の心を反省し、自他ともに生かされている身をしっかり受け止め、救われる功徳をお互いに積んでいくことが大切です。道往寺の施餓鬼法要では、お斎を召し上がっていただきながら落語、法話、施餓鬼法要を行っております。

新盆(にいぼん)

(7月第2土曜日)

四十九日が過ぎてから初めて迎えるお盆の法要です。 ご家族で揃って故人をお寺でお迎えしましょう。

新盆(にいぼん)

亡くなった方が忌明け後、初めて迎えるお盆を「新盆(初盆)」といいます。
新盆は故人の霊が初めて家に戻ってくるお盆です。迷わないように白提灯や灯篭をともしてお迎えの準備をします。親族以外にも故人に縁の深い方をお招きして特に手厚くご供養します。
道往寺では、新盆の合同法要を行っておりますので、ご家族で揃ってお寺でご供養しましょう。

盂蘭盆会(うらぼんえ)

(7月第2日曜日)

『盂蘭盆経』に基づき旧暦7月15日に行われる先祖供養の行事。広く先祖を思い供養します。

盂蘭盆会(うらぼんえ)

一般には「お盆」と言われ、祖先の御霊(みたま)をまつり、その冥福を祈る行事です。「魂祭り」「お精霊祭り」とも言われています。全国的には旧暦の7月15日頃に行われますが、東京では新暦でも7月15日に行われることが多いです。
精霊棚を飾ってご先祖をお迎えし、お墓参りをしてご先祖を心からご供養します。多くのご先祖を供養することで今生きている人も幸福を得ることができるといわれています。道往寺では、盂蘭盆会の合同法要を行っております。

お十夜(じゅうや)

(10月最終土曜日)

「この世において十日十夜の間善行を行うことは、仏の国で千年間善行をすることよりも尊い」

お十夜(じゅうや)

もともとは陰暦の10月5日の夜から15日の朝まで十夜にわたる法会でした。
今日ではその期間も短縮されていますが、お十夜は、お念仏の尊さを知り、感謝の気持ちを込めてこれをお称(とな)えする大切な法会です。ぜひこの大切な念仏会に参加し、善行を積みましょう。

(9~10月)

道往寺のある高輪一帯は月見の名所として知られています。 道往寺でお月様を眺めながらご先祖を思う機会として法要を行います。

「中秋の名月」は「十五夜」とも呼ばれており、十五夜とは「満月」の意味だそうです。
稲の豊作を祈るお祭りと言われていますが、元々は芋の収穫祭だったとも言われています(諸説あり)。
道往寺のある高輪一帯は、江戸・明治期の浮世絵にも当時の月見の情景がさまざまに描かれています。
そのような背景から、道往寺でお月様を眺めながら、ご先祖を思う機会、
そして地域の皆さまとお寺が接する機会として月見法要を開催します。